デビルホイールズ
悪魔とドライブ
昨日は、双葉双一with DEVIL WHEELSの初ライブだった。
これを書いている今もまだ熱に浮かされた様な、落ち着かない気分が続いている。
昨日はすごい体験をしたのだ。
とはいえ、昨日のライブについて語れる事はそれほど多くない。
ライブの間中、僕は制御不能の激情の最中にあり、ライブはあっという間に終わってしまったからだ。
演奏することにおいて、自分の感情がコントロールできなくなる様なライブは本当に久しぶりの事だった。
その日は、はっきり言って双葉さんは完全にアウェイな立場だった(まあ、双葉さんはニュートラルでアウェイみたいなトコもあるんだけど)
誰も双葉双一を知らない、ある意味普段の僕らのライブと同じような状況だった。
しかしライブが始まり、双葉さんがステージの中央に立った瞬間、まるで指揮者がタクトを構えた時の様な、その場にそれまではなかった、静かに張り詰めた緊張感と、期待感による注目が集まって来るのを感じた。
それは双葉さんのライブを観に行く度に感じた事のある類のものだった。
そんな空気や視線が、双葉さんと、そして一緒にステージに立つ僕達に向けられたのだ。
その時僕は改めて、これからすごい人とライブをするのだと実感した。
一瞬にして緊張感と高揚感が全身にみなぎった。
これこそプロフェッショナルの世界なのだ!
ライブが成功だったかはわからないけど、ライブ後、観にきてくれた人が「双葉双一が2人の悪魔を従えているみたいだった」と、双葉さんの名曲「天使とドライブ」をもじりながら言っていた。
うまく行ったのかもしれない、とその話を聞いてなんとなく僕はそう思った。
それと、その日双葉さんは去り際、僕らにこう言ってくれた。
「とてもたのしかったよ。またやりましょう。」
この言葉が聞けたなら、これはもう成功と言っていいだろう。
というわけで、双葉さんとの楽しいドライブはもうしばらく続く。
なんて浮かれている場合やない!
明日もデビルホイールズはライブがあるんや!
ここで気ぃ抜けたライブなんぞしたらそれこそデビルホイールズの名折れやで!
双葉の兄ぃにも合わす顔があらへん!
明日もその先も昨日のライブに負けへんくらいのかっこええライブ、やったるんやっ!!
えーてなわけで、今後も双葉双一、デビルホイールズ共々よろしくお願いします。
高岡
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